千葉県南房総市で開催される伝統の海女まつりが、2025年7月19日(土)〜21日(月・祝)の3日間にわたって盛大に開催されます。
今年で61回目を迎えるこのお祭りでは、復興支援イベント「まるグル’25」と同時開催で多彩な屋台が出店予定!
さらに、混雑を避けて花火を楽しめる新たな穴場スポット5か所と、スムーズなアクセス方法をご紹介します。
地元グルメから輪島の特産品まで味わえる屋台情報と、ゆったり観覧できる穴場で素敵な夏の思い出を作りませんか♪
南房総白浜海女まつり2025の屋台出店情報

まるグル’25との同時開催で充実のグルメライン
今年の海女まつりの大きな特徴は、復興支援イベント「まるグル’25 in南房総」との同時開催です。
石川県輪島市から輪島塗職人や海女さんをお招きし、能登半島復興支援の意味も込めた特別なイベントとなっています。
■出店期間と営業時間
3日間の開催期間中、屋台の営業時間は日によって異なります。
19日(土)と20日(日)は11:00から21:30まで、最終日の21日(月・祝)は11:00から19:00までの営業。
海女まつりのメインイベントは19日と20日の夜に行われるため、この2日間により多くの屋台が出店される予定です。
地元グルメと復興支援メニュー
■房総半島の海の幸を堪能
房総半島最南端という立地を活かし、新鮮な海鮮料理が数多く出店されます。
白浜名物の海女汁は、海女さんたちが海から上がった後に体を温めるために作られた伝統的な料理で、お祭りでは特に人気の一品。
地元で水揚げされた魚介類をふんだんに使った海鮮焼きや、房総の郷土料理なめろうも味わえます。
■輪島からの特別出店
復興支援の一環として、石川県輪島市からも多数の出店があります。
輪島塗の工芸品販売はもちろん、能登の海の幸を使った特別メニューも登場予定。輪島の海女さんと白浜の海女さんの交流も見どころの一つです♪
2025年の海女まつりでは、環境保全に重点を置いた運営が行われます。
すべての飲食出店において、植物由来のバガス容器の使用が義務付けられており、使い捨てプラスチックの削減に取り組んでいます。
まるごみJAPANの協力により、会場内には環境学習ができるゴミステーションも設置。
来場者の皆さんにも環境への意識を高めていただきながら、お祭りを楽しんでもらう工夫がされています。
■その他の同時開催イベント
イベント名 | 開催日程 | 内容 |
---|---|---|
フリーマーケット | 3日間全日程 | 手作り品や古着など多彩な出店 |
白浜音頭コンテスト | 20日(日) | 新企画!伝統の白浜音頭を競う |
よさこい演舞 | 19日(土)・20日(日) | 千葉県一のよさこいチームが参加 |
大綱引き | 20日(日) | 復活企画!みんなで参加できる |
南房総白浜海女まつり2025のアクセス方法
公共交通機関を利用したアクセス
野島埼灯台前広場への公共交通機関でのアクセスは、館山駅を経由するルートが最も便利です。
東京駅からでも約3時間でアクセス可能で、電車の旅を楽しみながら会場に向かうことができます。
■電車・バス利用の詳細ルート
館山駅までは、JR内房線で東京駅から約2時間。館山駅からは複数のバス路線が野島埼灯台方面に運行しています。
JRバス関東の白浜行きなら約50分、日東バスの神戸経由白浜行きなら約35分で「野島埼灯台口」バス停に到着。バス停からは徒歩約10分で会場に到着します。
■高速バスでの直行ルート
東京駅、横浜駅、千葉駅からは高速バスの直行便も運行されており、乗り換えの手間がなく便利です。
東京駅発のJRバス関東なら約2時間30分、料金も片道2,000円程度とリーズナブル♪
自家用車でのアクセス方法
関東各地から車でアクセスする場合、東京湾アクアラインと館山自動車道を利用するのが最短ルートになります。
富浦ICで高速道路を降りてからは、一般道を約30分走行すれば会場に到着。
■主要都市からの所要時間と料金
出発地 | 所要時間 | 高速料金(普通車) | 推奨出発時間 |
---|---|---|---|
東京都心部 | 約2時間 | 約2,000円 | 朝6:00〜7:00 |
横浜市内 | 約1時間45分 | 約2,200円 | 朝6:30〜7:30 |
千葉市内 | 約1時間30分 | 約1,500円 | 朝7:00〜8:00 |
さいたま市 | 約2時間30分 | 約2,500円 | 朝5:30〜6:30 |
富浦ICを降りた後の道順は比較的わかりやすく、国道127号を白浜方面に向かい、下真倉南交差点を左折して県道86号線に入ります。
道なりに約20分走行すると長尾橋脇交差点があるので右折し、セブンイレブンのある信号を左折すれば国道410号線。
あとは道なりに進めば野島埼灯台が見えてきます!
南房総白浜海女まつり2025の穴場スポット5選!
メイン会場の野島埼灯台前広場以外にも、花火や海女の大夜泳を楽しめる穴場スポットが点在しています。
今回は、地元の方々にも愛される隠れた名所をご紹介します。
白浜海岸の砂浜エリア
野島埼灯台から少し北に位置する白浜海岸は、広々とした砂浜から花火を眺められる絶好のスポットです。
メイン会場からは約500m離れているため混雑は比較的少なく、レジャーシートを敷いてゆったりと観覧できます。
■アクセスと特徴
- 会場から徒歩約8分
- 駐車場:白浜海岸駐車場利用可能
- 設備:公衆トイレあり
- おすすめ:ファミリー向け
砂浜なので小さなお子様連れでも安心。ただし、夜間は足元が見えにくくなるため、懐中電灯の持参をおすすめします。
厳島神社境内
海女まつりの神事が行われる厳島神社の境内も、実は隠れた観覧スポット。
神社の高台からは野島埼灯台と花火を一望でき、神聖な雰囲気の中で特別な時間を過ごせます。
境内には石段があるため、歩きやすい靴での参拝がおすすめ。
お祭りの開始前に参拝を済ませ、そのまま境内で花火を待つという過ごし方も素敵です♪
野島崎公園の芝生広場
野島埼灯台の南側に広がる野島崎公園は、整備された芝生広場があり、ピクニック気分で花火鑑賞が楽しめます。
公園内には遊歩道も整備されており、昼間は散策も楽しめるスポット。
- 芝生でレジャーシート利用可能
- 展望台からの眺望が抜群
- 駐車場完備
- 房総半島最南端の記念碑も見学可能
根本海岸の岩場エリア
野島埼灯台から東に約1km離れた根本海岸は、岩場が特徴的な静かな海岸です。
波の音を聞きながら花火を眺められる、とてもロマンチックなスポット。
カップルでの観覧に特におすすめです。
ただし、岩場は足場が不安定なため、しっかりとした靴での移動と、懐中電灯は必須アイテム。
安全に配慮しながら楽しみましょう。
白浜フローラルホール周辺
海女まつりの荒天時には会場となる白浜フローラルホールの周辺も、実は穴場スポットの一つ。
建物の駐車場からは野島埼灯台方向を見渡すことができ、車の中からでも花火鑑賞が可能です。
- 車内からの観覧可能
- 冷暖房完備の環境
- 小さなお子様やご高齢の方にも優しい
- 緊急時の避難場所としても安心
南房総白浜海女まつり2025の混雑状況と楽しみ方
時間帯別混雑予想
南房総白浜海女まつりの来場者数は例年約30,000人。
3日間の開催期間中でも、特に19日(土)と20日(日)の夜に集中します。
■1日の流れと混雑度
午前11:00にまるグルが開始されると、徐々に来場者が増え始めます。
午後15:00頃から場所取りが本格化し、夕方17:30に交通規制が始まると会場周辺は一気に混雑。
海女の大夜泳が行われる20:30頃と花火の打ち上げ時間20:45〜21:00が最も混雑のピークとなります。
■混雑回避のための戦略
早めの到着が混雑回避の鍵。
14:00頃までに会場入りし、まるグルのグルメを楽しみながら場所取りを完了させるのがベストです。
帰りの混雑を避けるには、花火終了後すぐに帰路につくか、逆に22:30以降まで会場周辺で時間を過ごすという選択肢もあります。
交通規制と駐車場情報
■規制時間と範囲
17:30から20:30までの3時間、野島ロータリー地先約220mが通行止めとなります。
この時間帯は周辺道路も渋滞が予想されるため、公共交通機関の利用も検討してみてください。
■駐車場
駐車場エリア | 収容台数 | 混雑予想時刻 | 特徴 |
---|---|---|---|
野島埼灯台前公園 | 約50台 | 13:00頃満車 | 最も便利だが競争率高 |
野島埼東公園 | 120台 | 14:30頃満車 | バランスの良い選択肢 |
白浜フローラルホール | 100台 | 15:30頃満車 | 少し距離があるが穴場 |
周辺民間駐車場 | 約200台 | 16:00頃満車 | 有料だが確実性高い |
全ての市営駐車場は無料で利用できますが、早い時間に満車となるため、有料の民間駐車場も選択肢に入れておくと安心です。
まとめ
南房総白浜海女まつり2025は、7月19日〜21日の3日間開催で、復興支援イベント「まるグル’25」との同時開催により例年以上に充実した内容となります!
屋台出店のポイント
- 房総の海鮮グルメから輪島の特産品まで多彩なラインナップ
- 植物由来容器使用で環境に配慮した運営
- 3日間11:00〜21:30営業(最終日は19:00まで)
おすすめ穴場スポット5選
- 白浜海岸の砂浜エリア(ファミリー向け)
- 厳島神社境内(神聖な雰囲気)
- 野島崎公園芝生広場(ピクニック気分)
- 根本海岸岩場(カップル向け)
- 白浜フローラルホール周辺(車内観覧可能)
アクセスは東京から車で約2時間、電車なら館山駅経由で約3時間。
14:00頃の早めの到着で混雑を回避し、幻想的な海女の大夜泳と美しい花火をお楽しみください♪
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